介護・福祉業界の面接前の事前準備
まず自身が面接を受ける施設をよく知る。
施設の規模や介護の方針、どのようなイベントをしているかなどを、ホームページを検索したり資料に目を通すなどして、事前に調べておきましょう。
施設を知ることで、面接のときに質問がうまれ、有意義な面接につながります。
当日に持っていくもの。
・履歴書・職務経歴書などの提出書類は忘れずに
面接当日に提出する書類は、汚れたり折れたりしないようにファイルや封筒に入れて綺麗に持っていきましょう。
(事前に郵送している場合でも念のためコピーを持っていくことは忘れずに)
・面接場所の住所・地図と電話番号は把握しておく
面接時間に遅れるなどのトラブルがあった場合のために、連絡先・電話番号は忘れずに。
なお、介護事業所や介護施設に面接に行く場合は、必ず事前に場所を調べておくことをお勧めいたします。
というのも、介護事業所や介護施設は駅や繁華街の中ではなく、住宅街の中にあることが多いので、見つかりにくい場合があります。
また、駅からバスを利用する距離にあることも多々あります。
道に迷う可能性や、バスなどがすぐ来ない可能性も考え、時間には余裕を持って行動しましょう。
介護・福祉業界の面接のコツ
面接では質問の答えだけでなく、話し方やしぐさ、立ち振る舞いなどが見られております。
面接時の身だしなみ
大切なのは清潔感。誠実さが伝わる服装で行くことを心がけましょう。
介護福祉業界は実務でスーツを着て介護をすることはありません。
しかし、「面接には私服で来てください」と担当者から言われていない限り、スーツで行くことをオススメします。
スーツを持っていない場合でもカジュアル過ぎる服装(ジーンズやサンダル、露出度の高い服)はNG、ブラウスやワイシャツなど、きちんとした服装をしましょう。
また服にシミやしわがないか確認し、清潔感を心がけるようにしましょう。
話し方・表情・態度
面接官は、「長く働いてくれそうか」「職員や利用者と良い関係が築けるか」をチェックしています。
あなたの面接時での挨拶や笑顔・表情、言葉遣い、態度が判断材料です。
まずは、大きな声で話すことと、語尾まではっきり話すことを意識しましょう。小さな声でぼそぼそと、語尾が消え入るような話し方では、自信がないように見えてしまいます。
正しい敬語を使うことは大切ですが、そればかり気にしてしまい、しどろもどろになっては逆効果です。丁寧な言葉づかいを心がければ、正しい敬語にこだわりすぎる必要はありません。
また、緊張しているからといって、服のボタンやネクタイ、髪の毛を頻繁にいじったり、貧乏ゆすりをすると落ち着きがない人だと思われてしまいます。
面接中に足を組むのは言語道断。姿勢を整えて力を抜き、手は軽く膝におきましょう。
介護・福祉業界の面接でよく聞かれる質問
- 福祉介護を目指した理由は何ですか
- 当施設を志望した理由は何ですか
- 貴方の長所と短所を教えてください
- 職場を決める際、重視したことは何ですか
- 当施設の運営理念についてどう思いますか
- 前職を辞めた理由は
- いつから勤務できますか
- 他に志望している施設はありますでしょうか
もちろん答えに正解はありませんが、模範解答は存在します。
どんな質問が来てもある程度はきはきと答えられるよう、あらかじめ準備しておきましょう。
それが面接合格へのポイントとなります。
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